ISBN:4840234434 文庫 おかゆ まさき ほか メディアワークス 2006/06 ¥578

持っているドクロちゃんは実は1巻だけなのですが、ネタとして買ってしまいました。いろんな作家さんが書いてるから。

高橋弥七郎の話。一番まともな気がする。
築地俊彦の話。印象薄い。
鎌池和馬の話。傍点ルビ。
ハセガワケイスケの話。和む。
谷川流の話。ざわざわ。
水島努の話。なんでアニメ監督の人が書いてるの?
成田良悟の話。黒桜。
時雨沢恵一の話。若本声。

まだ比較的おすすめできるとしたら高橋と鎌池、あと癒し系のハセガワ。
谷川と水島は本当にカオスでした。

6/10
 
ISBN:4152084308 単行本 林 譲治 早川書房 2002/07 ¥1,680
西暦2100年、1機のX線観測衛星が発見したブラックホール・カーリー―それがすべての始まりだった。カーリーの軌道を改変、その周囲に巨大な人工降着円盤を建設することで、太陽系全域を網羅するエネルギー転送システムを確立する―この1世紀におよぶ巨大プロジェクトのためAADDが創設されたが、その社会構造と価値観の相違は地球との間に深刻な対立を生み、人類は激動の時代を迎えようとしていた…。火星、エウロパ、チタニア―変貌する太陽系社会を背景に、星ぼしと人間たちのドラマを活写する連作短篇集。

某講演会のためにちまちま読んでいた本。これ読んでいたせいで講演会の内容がわかりやすかったです。

22世紀の太陽系を描いたSF。人工降着円盤という大きなネタののイメージがうまく理解できなかったのが残念でしたが、エウロパの生命体の話はとても興味深かったです。
あと言っちゃ悪いけどアグネス萌え。

7/10
 
修羅場中にもかかわらずチャンバラサークルの合同練習で京都の某大学まで行ってきました。
練習→飲み会→カラオケというコンボで帰宅は24時過ぎ。そんなわけで全く課題が出来ませんでしたね。俺たちの修羅場はこれからだ!(完)


それはともかく、驚いたことにうちのサークルにもあちらのサークルにも私と似たようなベクトルの嗜好を持つ方が少なからずいらっしゃいました。
おたくはどこにでもいるもんだという発見。
ハレ晴レユカイの振り付けをマスターしてる人間が3人もいたり、飲み会の一角でスパッツVSブルマ論争が勃発するとは思いませんでした。ついでにカラオケでは一室がアニソン部屋になるという展開。あぁ、楽しかった。



まあそんなわけで明日からも修羅場なのですが、困ったことに京都行くついでに寄ったアニメイトで今日発売のラノベの新刊を4冊ほど(狼、ラキア、ドクロ、セカイのスキマ)買ってきてしまいました。
やばい! どう考えても読書の魅力に抗えないッ!!
 
ISBN:4044288046 文庫 岩井 恭平 角川書店 2003/10 ¥630

寄生型異能バトルのふたつめ。
ストーリーラインはともかく、今回もやっぱりキャラに不満がありました。登場する男キャラのゆうに8割が嫌いな現状ってどうよ……。とにかく主人公だけでもそのすぐにぶち切れる性格を直してほしいです。

4.5/10
 

とらドラ2!

2006年6月8日 読書
ISBN:4840234388 文庫 竹宮 ゆゆこ メディアワークス 2006/05 ¥578

読んでいる間じゅうニヤニヤ笑いが止まりませんでした。これは世界が幸せになれる一冊です。ゆゆこ先生にはこれからも女として一番大事なものと引き換えにしてでもラブコメラノベ界の女帝として君臨してほしいものです。

9.5/10
 
ISBN:4062738805 文庫 浅暮 三文 講談社 2003/10 ¥680
タニアを見かけませんか。僕の彼女でモデルなんですけど、ひどい夢遊病で。ダブエストンだかダブストンだかに探しにきたんです。迷い込むと一生出られない土地なんで心配で。王様? 幽霊船? 見ないなあ。じゃ急いでるんでお先に。推理作家協会賞受賞作家の原点。メフィスト賞受賞作。

次の読書会の課題作。読み終わって気付いたけど「夜聖の少年」の人の本だったのか。

ダブエストンという土地にいるという恋人を探して森や荒野を迷う物語。
メフィスト賞を受賞したのでいつミステリーになるのかと冷や冷やしていましたが、最後までファンタジー路線でほっとしました。
私が冒険物や秘境物が好きなせいで、全体に漂っている独特の雰囲気を楽しめました。
視覚的イメージとしては川渡りの場面が想像してて楽しかったです。
ただちょっと気になったのは妙に現実との整合性を付けようとしているあたり。海流のせいで島から出られないとか。ただ単に「不思議世界だから」とかでいい気がしましたが、私の考え過ぎ?

8/10
 
ISBN:4086302950 文庫 定金 伸治 集英社 2006/05 ¥600
帝を目指す娘達が集う帝塾は日本国の礎である。当然入塾も困難とされていたが御間城和と水縄皆見はいとも簡単に試験を突破してしまった。そのことで注目を浴びてしまった和は十三房筆頭に呼び出され、帝室の宝物である“玄理の箱”を取り戻すことを命じられる。しかしそれこそが現帝の陰謀であった。帝の器を築くために死闘を繰り広げる帝塾で狙われた二人は生き延びられるのか!?

登場人物が全員女なのに漢くさい小説でした。
某作品のパロディであることを予想させるのですが、私はその某作品を読んだことがないのでなんとも。
女の子が学ランというのも波長が合わなかったし、いまいち楽しめなかったです。
哲学でバトルするという設定と終盤の展開はおもしろかったですが。

6.5/10

気に入った台詞:
「光は、光以外であることを放棄しているから速いのだ」
 
ISBN:4829118024 文庫 大楽 絢太 富士見書房 2006/02 ¥609

武器屋を経営する七人の若者のドタバタファンタジーの2作目。
はっきりいうとツッコミどころ満載なんだけど、だがその電波具合がイイ。文体とキャラのテンションも高いしさっくり読める。
おもしろいけどこれは人に勧められないおもしろさだよなぁ。

7/10
 
アクセス解析とか。
このまえ不用意に日記で「ふ/た/な/り/幼/女」とか書いてしまったせいで、検索かけて来られるようになってしまいました。「ふ/た/な/り」で来る人がたくさんです。これからは気をつけようと思います。

あと「たかべー ふ/た/な/り」で来られることもあります。ってかどう見ても知り合いだろ! いったい誰だコノヤロウ!?
 
部室に置かれてあったのでちらっとだけ読んでみました。

内容をざっと見た限りでは中高生にはうけないだろうなぁという印象。じゃあ誰にうけるのかといわれれば……なんだろ。ニート向け?

非モテについてのエッセイとかはスルー。わざわざ読みたいものじゃないので。
本田透もスルー。私の目には本田透が何を書いていても同じものにしか見えないのです。

小説は「ネコミミリア」と「白い恋人」は読みました。あとは未読。
「ネコミミリア」は普通。ネコミミ補正がちょっとあるくらい。
「白い恋人」は、平坂読の文章は良いし、ヤスの絵も良いものなのだけれど、両者を混ぜるな馬鹿者が! 雰囲気にまったく合ってねえよっ。なに考えてんだ編集は!?

あと私がエロマンガと間違えて先輩に注意された漫画ですが、あれはたしかにエロマンガじゃありませんでした。でもおもしろさは微妙でしたが。

残りの物は読む機会があったら感想書くかも。
 
ISBN:4757708378 文庫 山下 卓 エンターブレイン 2002/04 ¥672

一巻で犠牲になった二人の少女の話。一巻の裏側ではこんなことがあったのかという伏線回収編でもある。

傑作フラグはまだ立ったまま。

9/10
 
今月といいながら書いてるのは7月。そんなわけでこっそりと簡易更新。
 
 
 
今月新しく読んだライトノベルは25冊(うち新刊は5冊)でした。その他、SFを1冊、ジュブナイルポルノを1冊読みました。
読書スランプ時期があったのでそんなに読めてないかと思いましたが、それほど少なくありませんでしたね。
 
 
・おもしろかったライトノベル(今月の新刊)

「がるぐる!〈下〉―Dancing Beast Night」成田良悟(電撃文庫)5/29
「されど罪人は竜と踊る Assault」浅井ラボ(角川スニーカー文庫)5/27

がるぐる!>こんがらがった事態をすっきりとまとめる手腕には感服。
されど罪人は竜と踊る>この物語における青春描写の限界か。そんなの鬱になれなかったことを喜ぶべきか否か……。
 
 
・おもしろかったライトノベル(既刊)

「BLOODLINK 赤い誓約」山下卓(ファミ通文庫)5/31
「いぬかみっ! 5」有沢まみず(電撃文庫)5/31
「がるぐる!〈上〉―Dancing Beast Night」成田良悟(電撃文庫)5/29

BLOODLINK>ロリコン小説の皮を被った何か。赤い誓約のラストの展開を上手く生かせたら、完結したときには傑作になっているはず。
いぬかみっ!>5巻はほんとに同じシリーズかと思うほどのシリアス展開。やばい熱い燃えた。
がるぐる!>成田良悟の勢いは健在。ぼくはシャーロットみたいなちょっと頭の弱い女の子が大好きです!
 
 
・おすすめのライトノベル

「“文学少女”と死にたがりの道化」野村美月(ファミ通文庫)
恥の多い生涯を送ってきました。という一文で始まるこの小説。元覆面美少女作家の主人公(男)と、本が食べてしまうくらい好きな文学少女の先輩が巻き込まれる、太宰治の「人間失格」にまつわる事件。二重三重に張り巡らされた構成の秀逸さと文学少女の愛らしさが物語を引き立てています。特に終盤の文学少女ならではの説得は一見の価値あり。
 
 
・今月の読書について

本を読んだ日付が月末に偏っているのは感想を一気に書いたのがそのあたりなので気にしないほうがいいです。
前月に比べるとおもしろかったものが少ないように見えますが、上に書いてあるのは8.5以上の評価の作品なので、7.5〜8くらいのおもしろい作品はたくさんありました。一気読みしたいぬかみっ!とかもその一つ。
 
ISBN:4829657138 文庫 青橋 由高 フランス書院 2003/10 ¥620

ジュブナイルポルノ。
女キャラはともかく男キャラにむかついた。
もっと百合ってほしかった。

4/10
ISBN:4840232679 文庫 御影 瑛路 メディアワークス 2006/01 ¥578

かかわった人間が皆死んでいく神栖麗奈という現象がいかにして生まれたのかという話。時間軸的には前巻よりも過去。
終盤に読みにくい部分があったがそれ以外は楽しめた。けっきょく神栖麗奈は誰にも止められないのかなということが、悪いとはいわないけど気にはなった。
ラストで前巻に繋がっているので、読み返すといろいろな伏線とか発見できておもしろいかもしれない。

7.5/10
 
ISBN:4150107084 文庫 小川 隆 早川書房 1987/03 ¥798
遺伝子工学の天才ウラムは、自分の白血球をもとに全コンピュータ業界が切望する生体素子を完成させた。だが、会社から実験の中止を命じられたウラムは、みずから創造した“知性ある細胞”を捨てきれずに、研究所から持ちだしてしまった……この新種の細胞が、人類の存在そのものを脅かすとも知らずに! 気鋭がハイテクを縦横に駆使して、新たなる進化のヴィジョンを壮大に描き、80年代の『幼年期の終り』と評された傑作SF

これくらいの読みやすさだと私にもおもしろさが感じられていい。

知性ある細胞のせいで人類にふりかかる災厄を描いたパニックSF。読んでるときは気にならなかったけど、読み終わった後に思い返してみるとけっこうグロい描写が多かったなぁ。
途中から出てくるスージーこそ真の主人公に違いないと期待してたので、最後の展開はちょっと残念。

7/10
 
ISBN:4840232776 文庫 あらい りゅうじ メディアワークス 2006/01 ¥557

相変わらずさっくりと読めるラノベらしいラノベ。
カメラの話からは、作者はクラシックカメラが好きで好きで仕方がないんだなという感情が伝わってきてニヤニヤ出来ました。

7/10
 
ISBN:4840232369 文庫 有沢 まみず メディアワークス 2005/12 ¥620

啓太とようこの過去のことは予想していたよりもあっさり流されてしまって残念。
薫関係は順当なところに落ち着いたようで安心。
とりあえず赤道斎・大妖孤編が終わったっぽいですが、まだ続刊があるようですし、そちらでは日常パートに戻ってるんでしょうかね。

8/10
 
ISBN:484023129X 文庫 有沢 まみず メディアワークス 2005/08 ¥578

いろいろ盛り上がってきた7巻目。啓太が猫耳なんてさすがにそれはな……いやありかもしれんね。3巻みたいな付け物ではなく純正品。きっとこれからは男もケモノ耳の時代っ。

赤道斎と大妖孤という二大強敵に果たしてどう立ち向かうのか。薫が裏で工作してるようだけど。

それで一番黒いのはなでしこ? 薫への愛が最優先というのが危うい感じ。最後の最後でどんでん返しを返してくれそう。

8/10
 
ISBN:4840223254 文庫 有沢 まみず メディアワークス 2005/04 ¥578

6巻目。
ついに出てきた変態大魔道師赤道斎はとりあえず脇に置いといて、薫と残り三人の犬神も登場。
薫はともかく他の三人はなんでここまでひっぱったんだろ。

とりあえず私の手元のメモには「く、黒い人たちがいるよー」と「ようこのみみいいよ」という言葉が残されています。

7.5/10
 
ISBN:484022871X 文庫 有沢 まみず メディアワークス 2005/01 ¥578

え……ちょっとまってちょっとまって。これいぬかみだよね? なんでこんなにシリアスしてるの?

20歳になると死神に確実に殺されるという運命を持つ少女を救う王道展開。
やばい熱い燃える。王道はいいなァ王道はッ。両親のエピソードには涙腺が緩んでしまった。
個人的にはこれが最終巻でもいいくらいの出来でした。

9/10
 

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