5つに絞り込むのってすごく難しい
2006年7月22日 覚え書き コメント (3)2chライトノベル板の下記のスレで2chライトノベル大賞が開催中です。
自分がイイ!と思った作品の感想を書いて投票するわけですが、他人が書いた感想を見て楽しむというのも重要な面を占めているので、時間がある方は眺めてみてはいかがでしょうか。思わぬ掘り出し物が見つかるかもしれませんよ?
ちなみに投票する気のある方は、今日が投票最終日なのでお早めに。
2chライトノベル大賞 2006上半期
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1152198375/
追記:
ちなみに私の投票したやつ。
○<狼と香辛料 II>
<とらドラ!>
<ゼロの使い魔 (7) 銀の降臨祭>
<伝説の勇者の伝説10 孤軍奮闘の王様>
<薔薇のマリア V.SEASIDE BLOODEDGE>
次点。
<空ノ鐘の響く惑星で10>
<カレとカノジョと召喚魔法 (6)>
<抗いし者たちの系譜 逆襲の魔王>
<半分の月がのぼる空6 life goes on>
<がるぐる〈下〉 Dancing Beast Night>
<学校の階段>
追記2:
結果発表されたので転載。私の既読は黒、未読は赤で。
まあなんていうか、狼と香辛料強すぎ。シリーズでワンツーフィニッシュとか史上初です。みんなそんなに耳としっぽと経済ネタが好きなのかー。
今回ベスト10中で未読だったのは3/10。どれも長編のシリーズというわけではないのでそのうち読もうと思います。
自分がイイ!と思った作品の感想を書いて投票するわけですが、他人が書いた感想を見て楽しむというのも重要な面を占めているので、時間がある方は眺めてみてはいかがでしょうか。思わぬ掘り出し物が見つかるかもしれませんよ?
ちなみに投票する気のある方は、今日が投票最終日なのでお早めに。
2chライトノベル大賞 2006上半期
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1152198375/
追記:
ちなみに私の投票したやつ。
○<狼と香辛料 II>
<とらドラ!>
<ゼロの使い魔 (7) 銀の降臨祭>
<伝説の勇者の伝説10 孤軍奮闘の王様>
<薔薇のマリア V.SEASIDE BLOODEDGE>
次点。
<空ノ鐘の響く惑星で10>
<カレとカノジョと召喚魔法 (6)>
<抗いし者たちの系譜 逆襲の魔王>
<半分の月がのぼる空6 life goes on>
<がるぐる〈下〉 Dancing Beast Night>
<学校の階段>
追記2:
結果発表されたので転載。私の既読は黒、未読は赤で。
大賞 38票
■狼と香辛料 II■
【著:支倉凍砂/絵:文倉十/レ:電撃文庫】
第2位 29票
■狼と香辛料■
【著:支倉凍砂/絵:文倉十/レ:電撃文庫】
第3位 27票
■とらドラ!■
【著:竹宮ゆゆこ/絵:ヤス/レ:電撃文庫】
■"文学少女"と死にたがりの道化■
【著:野村美月/絵:竹山美穂/レ:ファミ通文庫】
第5位 25票
■夏期限定トロピカルパフェ事件■
【著:米澤穂信/絵:片山若子/レ:創元推理文庫】
第6位 21票
■銀盤カレイドスコープvol.7 リリカル・プログラム:Be in love with your miracle■
【著:海原零/絵:鈴平ひろ/レ:スーパーダッシュ文庫】
第7位 19票
■BLACK BLOOD BROTHERS 5 ―ブラック・ブラッド・ブラザーズ 風雲急告―■
【著:あざの耕平/絵:草河遊也/レ:富士見ファンタジア文庫】
第8位 18票
■半分の月がのぼる空6 life goes on■
【著:橋本紡/絵:山本ケイジ/レ:電撃文庫】
第9位 16票
■荒野の恋 第二部 bump of love■
【著:桜庭一樹/絵:ミギー/レ:ファミ通文庫】
■侵略する少女と嘘の庭■
【著:清水マリコ/絵:toi8/レ:MF文庫J】
まあなんていうか、狼と香辛料強すぎ。シリーズでワンツーフィニッシュとか史上初です。みんなそんなに耳としっぽと経済ネタが好きなのかー。
今回ベスト10中で未読だったのは3/10。どれも長編のシリーズというわけではないのでそのうち読もうと思います。
ラジオガール・ウィズ・ジャミング
2006年7月21日 読書
ISBN:4840235058 文庫 深山 森 メディアワークス 2006/07 ¥599
戦後復興物に近い感じ? 戦後10年、全てのメディアの展開が禁じられている報道管制下でラジオの違法放送を続ける少女とおっさんの物語。まだまだ復興途上という雰囲気がよく出てたし、何故ラジオを放送してるのかという理由付けはよく出来ていたと思います。彼らを取り締まろうとすう軍の人間もいいキャラしてます。
技術レベルがいまいちわからなかったり、ラストの放送はちょっと都合良すぎるんじゃないのかと思ったりしましたが、読後感がよかったのでまあいいや。
7.5/10
あらゆるメディアの展開が禁じられている西部シムカベル市の夜を、機材抱えて駆ける少女レコリス。内緒の彼女の正体は、禁じられているラジオ放送を市民のみんなに届ける、ウワサの”怪人”――J・O・L海賊放送局!
今夜も静かな屋根の上で繰り広げられる軍と彼女の追いかけっこ。しかしその影で、街の全土を巻き込んだ大変な事態が起ころうとしていて……。
戦後復興物に近い感じ? 戦後10年、全てのメディアの展開が禁じられている報道管制下でラジオの違法放送を続ける少女とおっさんの物語。まだまだ復興途上という雰囲気がよく出てたし、何故ラジオを放送してるのかという理由付けはよく出来ていたと思います。彼らを取り締まろうとすう軍の人間もいいキャラしてます。
技術レベルがいまいちわからなかったり、ラストの放送はちょっと都合良すぎるんじゃないのかと思ったりしましたが、読後感がよかったのでまあいいや。
7.5/10
ISBN:4840234329 文庫 岩田 洋季 メディアワークス 2006/05 ¥683
ジャンルは……なんだろ。とりあえず身も蓋もない言い方をすれば天才画家国崎桜花の絵がいかに素晴らしいかを書いた話です。作者は「灰色のアイリス」「護くんに女神の祝福を!」を書いた人ですが、こういう落ち着いた話も書けるんですね。筆の可能性が広がるのは良いことです。
これは小説だからこそ書けた話といえるでしょうか。ヒロインは色盲でありながらも、想像の中では彼女だけが思い描いている色があり、それをキャンパスに描き出すことで今までにないような色を用いた様々な絵が出来るわけですが、小説という媒体により読者が想像できる今までにない色を使った最高の絵が脳内で想像できるのです。
こういう話にこそイラストはいらない気が。
8.5/10
妹の小夜子が事故でこの世を去った八月十五日は、アブラゼミがうるさく、怖いくらいに日没が赤い、まるで世界が焼かれていくような夕方だった。
そして、五年後の小夜子の命日。同じように夕陽で赤い空を、雲がせわしなく流れていく。周囲がアブラゼミの鳴き声に包まれる。なにか、予感めいたものがあった。驚くほど暗く、常にざわざわと不穏な音を奏でる森の中、上りかけた月の光が優しく降り注ぐその下に、小柄で美しい少女は座っていた。
「――あなたは……だれなの?」
少女の声質は小夜子と似ていた――。日没になると必ず眠る少女国崎桜花は、決して小夜子の代わりではなくて――。
ジャンルは……なんだろ。とりあえず身も蓋もない言い方をすれば天才画家国崎桜花の絵がいかに素晴らしいかを書いた話です。作者は「灰色のアイリス」「護くんに女神の祝福を!」を書いた人ですが、こういう落ち着いた話も書けるんですね。筆の可能性が広がるのは良いことです。
これは小説だからこそ書けた話といえるでしょうか。ヒロインは色盲でありながらも、想像の中では彼女だけが思い描いている色があり、それをキャンパスに描き出すことで今までにないような色を用いた様々な絵が出来るわけですが、小説という媒体により読者が想像できる今までにない色を使った最高の絵が脳内で想像できるのです。
こういう話にこそイラストはいらない気が。
8.5/10
荒野の恋〈第1部〉catch the tail
2006年7月20日 読書
ISBN:4757722893 文庫 桜庭 一樹 エンターブレイン 2005/05 ¥672
恋愛未満の恋愛小説。中学生の主人公が感じている気持ちは一体何なのか、これが恋なのか。内面の感情や周りの環境に戸惑う女の子の心理描写が上手くかけていると思う。
ところで随所に桜庭一樹らしい表現が溢れている。例えば叫ぶと書くところを吠えると書いたり独特な感性だ。
話はいいところで終わってるので、次巻に期待。
7/10
山野内荒野、12歳。“恋愛小説家”のパパと、年若き“ばあや”と暮らしている。中学入学式の日、荒野は一人の少年と出会い、衝撃的な胸のドキドキを体験する。少年・悠也がクラスメートだと知って嬉しい荒野だが、彼の氷のような視線に戸惑う。好きってどういうこと? 恋ってなぁに? 未知なるものとの遭遇にまだコドモの荒野はオタオタするばかり。そんな荒野が、ついに“恋のしっぽ”をつかまえて――。一人の少女の恋の軌跡を描く『恋の三部作』第一作。
恋愛未満の恋愛小説。中学生の主人公が感じている気持ちは一体何なのか、これが恋なのか。内面の感情や周りの環境に戸惑う女の子の心理描写が上手くかけていると思う。
ところで随所に桜庭一樹らしい表現が溢れている。例えば叫ぶと書くところを吠えると書いたり独特な感性だ。
話はいいところで終わってるので、次巻に期待。
7/10
空ノ鐘の響く惑星(ほし)で (11)
2006年7月20日 読書
ISBN:484023485X 文庫 渡瀬 草一郎 メディアワークス 2006/07 ¥620
イリスは俺を悶えころす気か。
エンジュとデレデレルートに入ってしまって敵としてはもう使い物にならなそうだけど、だがそれがいい。ツン要素を残しながらいちゃいちゃしてるのが溜まりません。
物語のほうもいよいよ終盤……というかあと1冊で終わりだとっ!? ウルクとリセリナの恋の行方やら、その他の人間の恋の行方やら、戦争回避やら、メビウス&シズヤとの戦いやら、空の鐘の伏線やら、いろいろ書くことがあってとても1冊ではまとめきれそうにないんですが。……はっ、これはまさか噂に聞く終わりのクロニクル方式というやつですか? 期待してますよ渡瀬さん。
9.5/10
イリスは俺を悶えころす気か。
エンジュとデレデレルートに入ってしまって敵としてはもう使い物にならなそうだけど、だがそれがいい。ツン要素を残しながらいちゃいちゃしてるのが溜まりません。
物語のほうもいよいよ終盤……というかあと1冊で終わりだとっ!? ウルクとリセリナの恋の行方やら、その他の人間の恋の行方やら、戦争回避やら、メビウス&シズヤとの戦いやら、空の鐘の伏線やら、いろいろ書くことがあってとても1冊ではまとめきれそうにないんですが。……はっ、これはまさか噂に聞く終わりのクロニクル方式というやつですか? 期待してますよ渡瀬さん。
9.5/10
小説とオタク文化とライトノベルの位置関係
http://d.hatena.ne.jp/kazenotori/20060719/1153244518
という記事を読んで、自分が何からライトノベルに入ったのかということを思い出してみました。
小学生以前の記憶がさだかではないので、もしかしたら図書館等で何か借りて読んでいたのかもしれませんが、初めて自分で買ったライトノベルは覚えています。中一のときに買った、安井健太郎『ラグナロク』です。しかも既刊4冊分を大人買い。何故買ったのかというと、当時テレビ東京系列でエデンズボゥイというアニメが放映されており、スポンサーとして角川書店のCMが流されていたわけですが、そのなかにラグナロクがちらっと出てきてたからです。それだけ。ストーリーも知りませんでしたし、そもそもラグナロクがライトノベルだということも知りませんでした。それなのに4冊も購入を決定してしまうあたり、おそらく妙な電波でも受信していたのでしょうね。そしていざ購入して読んでみたら、おもしろい。じゃあ他にも表紙がイラストの小説を読んでみよう。ということで次に買ったのが、星野良『ザ・サード』。それもおもしろかったのでじゃあ次は、という感じにずるずるとラノベの道に引き込まれてしまい今に至ります。
それで私が何からライトノベルに入ったのかというと、一応漫画とかアニメとかのオタク文化から入ったという見方もできますが、やはり何故だかわからないけど唐突にライトノベルに入ってきた変な人間な気がするなぁと。
上の記事ではライトノベルに入門書は必要かどうかを言及しているわけですが、私の意見としては、必要ではないがあると便利、という印象です。オタク文化から入ってくる人は、『涼宮ハルヒの憂鬱』のように話題性があり、なおかつ読みやすい作品から入れば取っ掛かりやすいでしょうし、一般文芸のほうから入ってくる人は乙一や桜庭一樹といういわゆる境界線作家から始めて徐々にラノベ側に進んでいくといいでしょう。まあわざわざそんなことしなくても大丈夫な人は世の中にたくさんいるでしょうが。何か指針があると助かる人もいるよねという話。
ところで、これは入門書とは関係ないのですが、読むとしたら早いうちがいいだろうと以前から思っているライトノベルが2種類あります。早いうちというのは、年齢が浅いときと、ラノベ暦が浅いという意味です。
まず、年齢が浅いとき。
このときに読むといいだろうと思うのは、王道ベタベタだとか厨設定だとか言われている作品。
具体例を挙げると、志村一矢『月と貴女に花束を』という本を私は中学の頃に読んだのですが、そのときは王道でおもしろいよなー泣いちゃったよという感想でした。しかし数年経って読むと、眠いなという感想に変わっていました。これは私の価値観が変わってしまったせいでしょう。
つまり人格がスれないうちに読んどいたほうがいいラノベもあるよということです。
次に、ラノベ暦が浅いとき。
このときに読むといいだろうと思うのは、古典と言われている作品。
具体例を挙げると、神坂一『スレイヤーズ』。これはライトノベルの歴史を語る上で欠かせない作品で、それ以後のラノベにも大きな影響を与えた作品ですが、私が読んだときはどうにも陳腐な印象がするなぁという感想でした。これはおそらく、私がスレイヤーズの時代からいろいろ進化してる今のラノベに慣れたせいで、その原点となったものから受けるインパクトが薄れてしまったためだと思います。
つまり古典ラノベはラノベを読み始めたくらいに読むといいよということです。
以上のことを書いていてなんですが、これはあくまで「読むとしたら」という話です。ラノベマスターになるぜという志でもない限り、べつに読まなくても問題ありません。
また別に熟練のラノベ読みに読むなと言ってるわけでもありません。ラノベに読みなれた人が上記のような作品を読んでも楽しめる余地は十分あります。というか私だって王道ベタベタのゼロの使い魔や、古典の銀河英雄伝説が大好きという反例がありますし。
まあここに書いたことは私の経験則というか妄想です。主観が多分に混じっているので話半分、いや話五分の一くらいに思っててくださいな。
http://d.hatena.ne.jp/kazenotori/20060719/1153244518
という記事を読んで、自分が何からライトノベルに入ったのかということを思い出してみました。
小学生以前の記憶がさだかではないので、もしかしたら図書館等で何か借りて読んでいたのかもしれませんが、初めて自分で買ったライトノベルは覚えています。中一のときに買った、安井健太郎『ラグナロク』です。しかも既刊4冊分を大人買い。何故買ったのかというと、当時テレビ東京系列でエデンズボゥイというアニメが放映されており、スポンサーとして角川書店のCMが流されていたわけですが、そのなかにラグナロクがちらっと出てきてたからです。それだけ。ストーリーも知りませんでしたし、そもそもラグナロクがライトノベルだということも知りませんでした。それなのに4冊も購入を決定してしまうあたり、おそらく妙な電波でも受信していたのでしょうね。そしていざ購入して読んでみたら、おもしろい。じゃあ他にも表紙がイラストの小説を読んでみよう。ということで次に買ったのが、星野良『ザ・サード』。それもおもしろかったのでじゃあ次は、という感じにずるずるとラノベの道に引き込まれてしまい今に至ります。
それで私が何からライトノベルに入ったのかというと、一応漫画とかアニメとかのオタク文化から入ったという見方もできますが、やはり何故だかわからないけど唐突にライトノベルに入ってきた変な人間な気がするなぁと。
上の記事ではライトノベルに入門書は必要かどうかを言及しているわけですが、私の意見としては、必要ではないがあると便利、という印象です。オタク文化から入ってくる人は、『涼宮ハルヒの憂鬱』のように話題性があり、なおかつ読みやすい作品から入れば取っ掛かりやすいでしょうし、一般文芸のほうから入ってくる人は乙一や桜庭一樹といういわゆる境界線作家から始めて徐々にラノベ側に進んでいくといいでしょう。まあわざわざそんなことしなくても大丈夫な人は世の中にたくさんいるでしょうが。何か指針があると助かる人もいるよねという話。
ところで、これは入門書とは関係ないのですが、読むとしたら早いうちがいいだろうと以前から思っているライトノベルが2種類あります。早いうちというのは、年齢が浅いときと、ラノベ暦が浅いという意味です。
まず、年齢が浅いとき。
このときに読むといいだろうと思うのは、王道ベタベタだとか厨設定だとか言われている作品。
具体例を挙げると、志村一矢『月と貴女に花束を』という本を私は中学の頃に読んだのですが、そのときは王道でおもしろいよなー泣いちゃったよという感想でした。しかし数年経って読むと、眠いなという感想に変わっていました。これは私の価値観が変わってしまったせいでしょう。
つまり人格がスれないうちに読んどいたほうがいいラノベもあるよということです。
次に、ラノベ暦が浅いとき。
このときに読むといいだろうと思うのは、古典と言われている作品。
具体例を挙げると、神坂一『スレイヤーズ』。これはライトノベルの歴史を語る上で欠かせない作品で、それ以後のラノベにも大きな影響を与えた作品ですが、私が読んだときはどうにも陳腐な印象がするなぁという感想でした。これはおそらく、私がスレイヤーズの時代からいろいろ進化してる今のラノベに慣れたせいで、その原点となったものから受けるインパクトが薄れてしまったためだと思います。
つまり古典ラノベはラノベを読み始めたくらいに読むといいよということです。
以上のことを書いていてなんですが、これはあくまで「読むとしたら」という話です。ラノベマスターになるぜという志でもない限り、べつに読まなくても問題ありません。
また別に熟練のラノベ読みに読むなと言ってるわけでもありません。ラノベに読みなれた人が上記のような作品を読んでも楽しめる余地は十分あります。というか私だって王道ベタベタのゼロの使い魔や、古典の銀河英雄伝説が大好きという反例がありますし。
まあここに書いたことは私の経験則というか妄想です。主観が多分に混じっているので話半分、いや話五分の一くらいに思っててくださいな。
ISBN:4757725981 文庫 櫂末 高彰 エンターブレイン 2006/01 ¥609
階段を駆け上がり、廊下を疾走するという小学生がやるような競争を、部活という名目で昇華し、青春と熱血を描いた意外な伏兵。正直この題材でここまでおもしろいとは思わなかったです。
素晴らしい技を駆使する先輩たち、特訓の日々、ライバルとの決闘、起死回生の頭脳プレー、部活崩壊の危機と、ベタといえばベタだけどそれを上手く見せてくれました。
高校時代、というか実際に校舎を走り回っていた小学校時代が懐かしいなぁ。
口絵で学校の全景とか地図が載っていたらもっと楽しく読めたに違いないでしょう。
9/10
季節は春――高校生活を楽しく送れるラク〜な部活に入るため見学に余念のない神庭幸宏は、ある日、校内を走り回る「階段部」なるものと出会う。学校非公認、邪魔もの扱いの部にムリヤリ体験入部させられた幸宏だったが、ひたむきに「階段走り」にかける部員たちの姿に自分の中に芽生えた欲求に気づく。「とにかく走りたい!」そして幸宏は駆け出す! ビバ青春の無駄足! 真正面から「若さ」を描く第7回えんため大賞「優秀賞」受賞の学園グラフィティ!!
階段を駆け上がり、廊下を疾走するという小学生がやるような競争を、部活という名目で昇華し、青春と熱血を描いた意外な伏兵。正直この題材でここまでおもしろいとは思わなかったです。
素晴らしい技を駆使する先輩たち、特訓の日々、ライバルとの決闘、起死回生の頭脳プレー、部活崩壊の危機と、ベタといえばベタだけどそれを上手く見せてくれました。
高校時代、というか実際に校舎を走り回っていた小学校時代が懐かしいなぁ。
口絵で学校の全景とか地図が載っていたらもっと楽しく読めたに違いないでしょう。
9/10
なんとなくFirefox導入。
2006年7月17日けどIEのほうが使いやすそうな予感。
・タブ
まだ使い慣れない。タブを一つ消したいのに右上のクローズボタン押して全て消してしまいそうになる。
・スクロール
導入直後のマウスホイールはすごいもっさり感。設定を変えてIEと同じくらいの感じに直したけど、微妙に馴染まない感じ。
・レイアウト?
サイトによってはIEで見たときのほうが見栄えがいい気がする。たとえばこのdiarynoteとか。
・アイコン
インストールを思い立った一番の動機が↓というのは何か間違ってる気がするけどきっと錯覚。
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20060712_anime_firefox/
でも実際にやってみたら小さすぎて不満。これじゃ何なのか判別できないっすよー。
・タブ
まだ使い慣れない。タブを一つ消したいのに右上のクローズボタン押して全て消してしまいそうになる。
・スクロール
導入直後のマウスホイールはすごいもっさり感。設定を変えてIEと同じくらいの感じに直したけど、微妙に馴染まない感じ。
・レイアウト?
サイトによってはIEで見たときのほうが見栄えがいい気がする。たとえばこのdiarynoteとか。
・アイコン
インストールを思い立った一番の動機が↓というのは何か間違ってる気がするけどきっと錯覚。
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20060712_anime_firefox/
でも実際にやってみたら小さすぎて不満。これじゃ何なのか判別できないっすよー。
ISBN:4829117958 文庫 草河 遊也 富士見書房 2006/02 ¥609
スロースターターあざの耕平の本領発揮。盛り上がってまいりました。
次の本編ではカンパニーと別行動になったミミコの活躍やゼルマンVSセイで熱い展開が待ってそう。
この巻よりも次の巻はおもしろく、その次の巻はもっとおもしろくなるだろうということを予感させてくれました。
8.5/10
スロースターターあざの耕平の本領発揮。盛り上がってまいりました。
次の本編ではカンパニーと別行動になったミミコの活躍やゼルマンVSセイで熱い展開が待ってそう。
この巻よりも次の巻はおもしろく、その次の巻はもっとおもしろくなるだろうということを予感させてくれました。
8.5/10
ISBN:4829117753 文庫 あざの 耕平 富士見書房 2005/11 ¥651
前巻から読むのに間があいてしまったけど倫敦編。
時代は19世紀末、切り裂きジャックの話題で賑わうロンドンで、望月次郎が如何にしてアリスと出会い吸血鬼となったかという番外編。
や、おもしろかったんだけど、次郎とアリスはいつの間に惚れ合ってたんだ? 気付いたら好き合ってた感じ。私の読解力不足?
しかしアリスのキャラを見ていると、本編でもコタロウが幼女だったらよかったのになぁと思う今日この頃。
7.5/10
前巻から読むのに間があいてしまったけど倫敦編。
時代は19世紀末、切り裂きジャックの話題で賑わうロンドンで、望月次郎が如何にしてアリスと出会い吸血鬼となったかという番外編。
や、おもしろかったんだけど、次郎とアリスはいつの間に惚れ合ってたんだ? 気付いたら好き合ってた感じ。私の読解力不足?
しかしアリスのキャラを見ていると、本編でもコタロウが幼女だったらよかったのになぁと思う今日この頃。
7.5/10
七王国の玉座〈2〉―氷と炎の歌〈1〉
2006年7月15日 読書
ISBN:4150115680 文庫 ジョージ・R・R・マーティン 早川書房 2006/06 ¥735
異世界ファンタジー2巻。
宮廷陰謀劇の色が強くなってきて段々とおもしろさが増してきました。狼の一匹目が死んだのは早過ぎじゃね?と思いましたが、アリアが暗殺者になる展開とか楽しそうだなぁとか、デーサリスは騎馬民族率いて海の向こうに攻めていくのかなぁとか、想像の幅が広がります。
そんなわけで早く3巻が読みたいわけですが、文庫落ちなのに同時刊行じゃなくて毎月刊行とか、早川書房は売り方間違えてるんじゃないかと思います。ハヤカワ早く続き出せ。
8/10
異世界ファンタジー2巻。
宮廷陰謀劇の色が強くなってきて段々とおもしろさが増してきました。狼の一匹目が死んだのは早過ぎじゃね?と思いましたが、アリアが暗殺者になる展開とか楽しそうだなぁとか、デーサリスは騎馬民族率いて海の向こうに攻めていくのかなぁとか、想像の幅が広がります。
そんなわけで早く3巻が読みたいわけですが、文庫落ちなのに同時刊行じゃなくて毎月刊行とか、早川書房は売り方間違えてるんじゃないかと思います。ハヤカワ早く続き出せ。
8/10
七王国の玉座〈1〉―氷と炎の歌(1)
2006年7月15日 読書
ISBN:4150115648 文庫 ジョージ・R・R・マーティン 早川書房 2006/05 ¥735
前から名前だけは知っているシリーズだったのですが、ハードカバーで上下巻で1冊3000円というのに躊躇していたところ、文庫落ちしたので読んでみました。
海外産のファンタジーだけあってライトノベルとは違い、人間くさいというかどこかに欠点のある登場人物がたくさんいます。それゆえに感情移入はしにくいですが、それを補って余りあるリアル感を醸し出しています。
この巻ではまだ話が始まったばかりなのでストーリー的にはなんとも言えませんが、これからおもしろくなる感はビシバシ伝わってきてます。
7.5/10
舞台は季節が不規則にめぐる世界。統一国家“七王国”では、かつて絶対的支配を誇った古代王朝が駆逐されて以来、新王の不安定な統治のもと玉座を狙う貴族たちが蠢いている。北の地で静かに暮らすスターク家もまた、争いの渦を避けることはできなかった。父エダードが王の補佐役に任じられてから、6人の子供らまでが次第に覇権をめぐる陰謀に巻きこまれてゆく……怒涛の運命に翻弄される人人を描いた壮大な群像劇、開幕!
前から名前だけは知っているシリーズだったのですが、ハードカバーで上下巻で1冊3000円というのに躊躇していたところ、文庫落ちしたので読んでみました。
海外産のファンタジーだけあってライトノベルとは違い、人間くさいというかどこかに欠点のある登場人物がたくさんいます。それゆえに感情移入はしにくいですが、それを補って余りあるリアル感を醸し出しています。
この巻ではまだ話が始まったばかりなのでストーリー的にはなんとも言えませんが、これからおもしろくなる感はビシバシ伝わってきてます。
7.5/10
マリア様がみてる (仮面のアクトレス)
2006年7月12日 読書
ISBN:4086007843 文庫 今野 緒雪 集英社 2006/06/30 ¥440
生徒会役員選挙編。いつもどおりの安定した出来。結末は予測できていましたが、その分次巻は待ち遠しいというか今野先生はレイニー止めを何回やれば気が済むんだー。
瞳子の家庭問題?の詳細は未だ不明。どうやら母親ではないようですが。次巻で解決されればいいですけど、3年生が卒業するまで延々と引き延ばし戦術をとっているような現状では、放置続行の悪寒。
赤白黄でいえば白薔薇派な私は彼女たち二人が平和にのほほんとしている姿を見ると心が癒されます。
感情的になって憤る由乃さんに、「……由乃さんの、そういうところが好き」と返した志摩子さんの発言には笑みがこぼれてしまいました。
7.5/10
生徒会役員選挙編。いつもどおりの安定した出来。結末は予測できていましたが、その分次巻は待ち遠しいというか今野先生はレイニー止めを何回やれば気が済むんだー。
瞳子の家庭問題?の詳細は未だ不明。どうやら母親ではないようですが。次巻で解決されればいいですけど、3年生が卒業するまで延々と引き延ばし戦術をとっているような現状では、放置続行の悪寒。
赤白黄でいえば白薔薇派な私は彼女たち二人が平和にのほほんとしている姿を見ると心が癒されます。
感情的になって憤る由乃さんに、「……由乃さんの、そういうところが好き」と返した志摩子さんの発言には笑みがこぼれてしまいました。
7.5/10
永遠のフローズンチョコレート
2006年7月11日 読書
ISBN:4757726279 文庫 扇 智史 エンターブレイン 2006/02/27 ¥630
ナイフでめった刺し殺人→蘇生→『私を殺した責任、取ってもらうからね』という展開はこれなんて○○?と思わず吹いてしまいましたが、それ以外にもラノベ関連を中心にの小ネタが散りばめられていてニヤリとさせられる場面がそこそこありました。
文体は一人称でぬるま湯のような雰囲気がよく現れていたと思います。しかし構成の不満というか、最終的に結局は何がしたかったのという感じに終わってしまって残念。「永遠のフローズンチョコレート」=ぶった切った○○というのはおもしろかったけど。
6.5/10
あたしたちが何を望んでも、
世界は世界の都合でしか動かない。
あたしたちのささやかな永遠も、
血も涙もない時間に踏みにじられる。
不死の少女と出会った、殺人者の少女とその恋人。
奇妙な三角関係が織りなす
変わらない日常のリアル――。
ナイフでめった刺し殺人→蘇生→『私を殺した責任、取ってもらうからね』という展開はこれなんて○○?と思わず吹いてしまいましたが、それ以外にもラノベ関連を中心にの小ネタが散りばめられていてニヤリとさせられる場面がそこそこありました。
文体は一人称でぬるま湯のような雰囲気がよく現れていたと思います。しかし構成の不満というか、最終的に結局は何がしたかったのという感じに終わってしまって残念。「永遠のフローズンチョコレート」=ぶった切った○○というのはおもしろかったけど。
6.5/10
ISBN:4840115397 文庫 夏 緑 メディアファクトリー 2006/05 ¥609
お嬢様がメイド服姿の魔神になって、考古学好きで偏屈な高校生に奉仕しなければならなくなってしまったドタバタ劇。
ツンデレだとかメイドだとかはいてないだとかの要素を上手く組み合わせて読みやすくおもしろいラブコメに仕上げていると思います。
主人公は女好きのダメ主人公じゃなく、ヒロインも「早く頭をなでなさいよ!」とか言うようになかなかにツンデレな可愛さを放出しているので、続刊にも期待が持てそうです。
7.5/10
学生寮に暮らす高校一年生・新木陣が、考古学者の両親から送られてきた荷物の中にあったランプを磨くと…突然、学園の人気者・座堂シエラが現れた!しかもメイド服で!! あとから現れた彼女の父親によると、なんとシエラはランプの魔神の末裔で、ご主人様の願いを叶えて一人前の魔神にならないといけないのだという。新米魔神なのでまだ魔法が使えないくせに気が強いシエラの闖入で、女の子が苦手な陣の暮らしは喧騒に包まれることに。わがままお嬢様の新米魔神・シエラとむりやりご主人様にされた陣のファンタジックな学園ストーリー!
お嬢様がメイド服姿の魔神になって、考古学好きで偏屈な高校生に奉仕しなければならなくなってしまったドタバタ劇。
ツンデレだとかメイドだとかはいてないだとかの要素を上手く組み合わせて読みやすくおもしろいラブコメに仕上げていると思います。
主人公は女好きのダメ主人公じゃなく、ヒロインも「早く頭をなでなさいよ!」とか言うようになかなかにツンデレな可愛さを放出しているので、続刊にも期待が持てそうです。
7.5/10
シャーロットはガラスの靴の夢を見るか
2006年7月9日 読書
ISBN:4797335815 文庫 都築 由浩 ソフトバンククリエイティブ 2006/05/12 ¥620
アンドロイドが徐々に普及し始めている時代、アンドロイドばかりを狙う窃盗団によって誘拐されたシャーロットがどんな運命を辿ったのか描いた話。
初めカラーイラストの、メイド服を脱がそうとしている小学生を見たときはこのクソガキがと思いましたが、読んでみるとそんな描写はほとんどなくて安心。
シャーロットが行き着く先で出会った人々の人間ドラマは丁寧に書かれている印象を受けました。アンドロイドが普及した時代の問題点をそれなりに良く考えていると思います。ただ、丁寧だったけどもうちょっと量がほしかったかな。
おおっ、と思うような描写はなかったですが、地味な佳作という感じ。嫌いじゃない。
7/10
昂一は、両親に買ってもらった少女型アンドロイドに「シャーロット」と名付けた。
優しく姉のような彼女と幸せな時を過ごしていたが、ある日何者かによってシャーロットが誘拐されてしまうのだった。
昂一は必死でシャーロットの行方を捜すが、見つかることはなかった。
誘拐した一団にメモリーを消去され捨てられたシャーロットは、持ち主のしれないアンドロイドとして、新しい主人を迎えるが、彼女には、消されたはずのメモリーに残る誰かの記憶があったのだ。
運命に翻弄されるシャーロット。
彼らは再び巡り会うことが出来るのか…。
アンドロイドが徐々に普及し始めている時代、アンドロイドばかりを狙う窃盗団によって誘拐されたシャーロットがどんな運命を辿ったのか描いた話。
初めカラーイラストの、メイド服を脱がそうとしている小学生を見たときはこのクソガキがと思いましたが、読んでみるとそんな描写はほとんどなくて安心。
シャーロットが行き着く先で出会った人々の人間ドラマは丁寧に書かれている印象を受けました。アンドロイドが普及した時代の問題点をそれなりに良く考えていると思います。ただ、丁寧だったけどもうちょっと量がほしかったかな。
おおっ、と思うような描写はなかったですが、地味な佳作という感じ。嫌いじゃない。
7/10
お隣の魔法使い 始まりは一つの呪文
2006年7月9日 読書
ISBN:4797335912 文庫 篠崎 砂美 ソフトバンククリエイティブ 2006/05/12 ¥609
主人公の女の子とお隣さんが体験する不思議な日常を描いたファンタジー。
戦闘はもちろんアクション要素も皆無に近いので和む和む。あまりに和みすぎて読んでいる間の6割くらいは睡魔と戦っていました。そういう意味では読み方間違えたかなぁ。和むのは好きだけどいまひとつ好みとずれてる感じ。
ラストに書いてあった「お隣の魔法使い」の本当の意味は、そういう意味だったのかとちょっと納得。
5.5/10
あたしはメアリー・フィールズ。ごくごく普通に暮らしている女の子。この世に説明できない不思議なんてあるはずがない、そう信じていた。そう、あの日ツクツクさんが引っ越しソバならぬ引っ越しパスタをもって、お隣に引っ越してくるまでは。
一晩で模様替えする庭、空に還る思い出、姿を見せないメイドさん、旅好きなぬいぐるみ(?)ヘイゼルナッツさん等々、ツクツクさんのまわりはおかしなことでいっぱい。
ちょっぴり不思議で、ちょっぴりロマンチック。そして最後にみんなが笑顔になれる。そんなステキな魔法使いと女の子の物語。
さあ、開幕です。
主人公の女の子とお隣さんが体験する不思議な日常を描いたファンタジー。
戦闘はもちろんアクション要素も皆無に近いので和む和む。あまりに和みすぎて読んでいる間の6割くらいは睡魔と戦っていました。そういう意味では読み方間違えたかなぁ。和むのは好きだけどいまひとつ好みとずれてる感じ。
ラストに書いてあった「お隣の魔法使い」の本当の意味は、そういう意味だったのかとちょっと納得。
5.5/10
・おとぎ銃士 赤ずきん 1話
新番。やはり子供向けな感あり。様子見。
・コヨーテ ラグタイムショー 1話
新番。今期の伏兵。
人類が宇宙へ進出して、統合政府とか宇宙海賊とかのいる時代の話。
なんとなく私の好きな世界観っぽいしよさげな作りだよなーと見ていたら、……やばいすげーおもしろい。
マルチアーノ12姉妹の殺戮シーンからチェルシィの「12人の姉妹なんて悪趣味ですぅ」発言、そしてRPGぶっ放してのミスター登場へと続く展開は盛り上がり過ぎて笑いが止まりませんでした。そんなユーフォーテーブル信者予備軍の私。
・涼宮ハルヒの憂鬱 14話
終了。
ラノベ原作で最も成功したアニメの一つであると言っても過言ではないでしょう。
京アニ信者にされてしまいますた。
・つよきす Cool×Sweet 1話
新番。原作をやっていないので、まあこんなものかなという感想。そろそろ原作をやり始めないと。
・いぬかみっ! 14話
特に書くことはないけど、とりあえず嫌いじゃない。でもやっぱり13話がラストだったらと思う俺がいる。
・フタコイオルタナティブ 1〜13話
コヨーテが予想外におもしろかったので、同じくユーフォーテーブル制作のアニメを見てみようということで視聴。こちらも普通におもしろかった。
6話くらいから13話まで繋がっていて非常に丁寧に作られている印象を受けました。
よく動くアクションシーン、さりげないようで細かい演出、シリアスなのに連発されるギャグ、そしてぬるま湯のような雰囲気がツボ。最終話見終わってから後日譚を妄想すると幸せになれました。2人じゃダメ。3人だからこそ許す。
好きだからこのニコタマが好きだから。
・ゼーガペイン 14話
このアニメの引きは毎回狙いすぎていると思います。もっとやれ。
カミナギは復活したら最終回まで生き残る感がするけど、対するシズノ先輩はどうなんだろうなぁと思ってみたり。
しかし今度は副会長に死亡フラグかよっ。死ぬなって言うわけじゃないけど、何故か一番好きなキャラなのでいい見せ場をお願いしたいと思います。
・まもって!ロリポップ 1話
新番。まあいかにもな少女漫画的な話ですね。
頭痛い展開に開いた口がふさがりませんでした。私には合わないと思います。
新番。やはり子供向けな感あり。様子見。
・コヨーテ ラグタイムショー 1話
新番。今期の伏兵。
人類が宇宙へ進出して、統合政府とか宇宙海賊とかのいる時代の話。
なんとなく私の好きな世界観っぽいしよさげな作りだよなーと見ていたら、……やばいすげーおもしろい。
マルチアーノ12姉妹の殺戮シーンからチェルシィの「12人の姉妹なんて悪趣味ですぅ」発言、そしてRPGぶっ放してのミスター登場へと続く展開は盛り上がり過ぎて笑いが止まりませんでした。そんなユーフォーテーブル信者予備軍の私。
・涼宮ハルヒの憂鬱 14話
終了。
ラノベ原作で最も成功したアニメの一つであると言っても過言ではないでしょう。
京アニ信者にされてしまいますた。
・つよきす Cool×Sweet 1話
新番。原作をやっていないので、まあこんなものかなという感想。そろそろ原作をやり始めないと。
・いぬかみっ! 14話
特に書くことはないけど、とりあえず嫌いじゃない。でもやっぱり13話がラストだったらと思う俺がいる。
・フタコイオルタナティブ 1〜13話
コヨーテが予想外におもしろかったので、同じくユーフォーテーブル制作のアニメを見てみようということで視聴。こちらも普通におもしろかった。
6話くらいから13話まで繋がっていて非常に丁寧に作られている印象を受けました。
よく動くアクションシーン、さりげないようで細かい演出、シリアスなのに連発されるギャグ、そしてぬるま湯のような雰囲気がツボ。最終話見終わってから後日譚を妄想すると幸せになれました。2人じゃダメ。3人だからこそ許す。
好きだからこのニコタマが好きだから。
・ゼーガペイン 14話
このアニメの引きは毎回狙いすぎていると思います。もっとやれ。
カミナギは復活したら最終回まで生き残る感がするけど、対するシズノ先輩はどうなんだろうなぁと思ってみたり。
しかし今度は副会長に死亡フラグかよっ。死ぬなって言うわけじゃないけど、何故か一番好きなキャラなのでいい見せ場をお願いしたいと思います。
・まもって!ロリポップ 1話
新番。まあいかにもな少女漫画的な話ですね。
頭痛い展開に開いた口がふさがりませんでした。私には合わないと思います。
今夜の日常
2006年7月8日金曜の夜は飯を食べに行ったあと、OUSFの同回の人と先輩との3人で、後輩の下宿にお邪魔してきました。
行ってみると意外というか何というか、かなり片付いてました。私の下宿と対照的。マジ憧れる。
お約束のパソコンの中閲覧では特にめぼしいものは見当たりませんでした。が、代わりに押入れの下段には大量の○○○○○○が(注1)。……正直負けたと思いました。彼はもうOUSFの○○○○○○担当で決まりなんじゃないかと思います。
まあその後はみんなでぱにぽにのDVDを観賞。ああそういや1話ってこんな感じの話だったよなぁと懐かしい感覚。ベホイミはやっぱいいキャラだなということを再確認。
そしておもむろに始まる大富豪。しかも愛媛ルール(注2)。
4人でやって私が一番なる回数が多かったのはたぶん貧民。ほんとドラとかいらない子だと思います。
それからネットが光ケーブルだというので、何か大きいファイルを落としてその速さを実験してみることに。いろいろ苦心した末、某サイトからのダウンロードで4MB/秒を観測。うん、やはり光は凄い。うちの何倍だよ。
あとやったことといえば、知り合いのブログに嫌がらせワードで検索かけて行ってみること。が、これはサーバーがメンテナンス中とかで断念。おしいことをしたと思います(注3)。
(注1)一応伏字にしてありますが、そんなやばいものじゃないです。あくまでもプライバシー保護のため。
(注2)愛媛県民のみが知っているといわれている大富豪の特殊ルール。そのあまりの知名度の無さに辺境ルールと蔑まれ、OUSF内では露骨なヘイトっぷりを受けている。例:ドラ
(注3)だから自分の下宿に帰ってきてからやった。反省はしていない。
行ってみると意外というか何というか、かなり片付いてました。私の下宿と対照的。マジ憧れる。
お約束のパソコンの中閲覧では特にめぼしいものは見当たりませんでした。が、代わりに押入れの下段には大量の○○○○○○が(注1)。……正直負けたと思いました。彼はもうOUSFの○○○○○○担当で決まりなんじゃないかと思います。
まあその後はみんなでぱにぽにのDVDを観賞。ああそういや1話ってこんな感じの話だったよなぁと懐かしい感覚。ベホイミはやっぱいいキャラだなということを再確認。
そしておもむろに始まる大富豪。しかも愛媛ルール(注2)。
4人でやって私が一番なる回数が多かったのはたぶん貧民。ほんとドラとかいらない子だと思います。
それからネットが光ケーブルだというので、何か大きいファイルを落としてその速さを実験してみることに。いろいろ苦心した末、某サイトからのダウンロードで4MB/秒を観測。うん、やはり光は凄い。うちの何倍だよ。
あとやったことといえば、知り合いのブログに嫌がらせワードで検索かけて行ってみること。が、これはサーバーがメンテナンス中とかで断念。おしいことをしたと思います(注3)。
(注1)一応伏字にしてありますが、そんなやばいものじゃないです。あくまでもプライバシー保護のため。
(注2)愛媛県民のみが知っているといわれている大富豪の特殊ルール。そのあまりの知名度の無さに辺境ルールと蔑まれ、OUSF内では露骨なヘイトっぷりを受けている。例:ドラ
(注3)だから自分の下宿に帰ってきてからやった。反省はしていない。
ISBN:484023244X 文庫 七月 隆文 メディアワークス 2005/12 ¥641
人間の存在を消滅させる怪物・ハーピーと、それを追う正義の味方・入州帚が戦う非日常に巻き込まれてしまった少年が主人公。存在情報を消されると生きているのに他の物と触れ合えないって設定は幽霊のようなものでいいのかな。
情報を消されたら電話ボックスには触れないのに、どうして地面に立てているんだろうなぁ。とか。完全に消化されるまで情報の欠損がゼロというのは都合が良すぎるよなぁ。とか。タイムリミットが迫ってきているのに主人公が動揺している姿がほとんど見られないよなぁ。とか。ラストの大技を使うのなら最初に使っておけば良かったんじゃないかなぁ、いくらリスクがあるといっても正義の味方としてはそれはぬるい態度じゃないかなぁ。とかいろいろとツッコミどころがありました。
でもハーピーが可愛かったから全て許す。主人公のことが好きな人間の情報を取り込んでしまったがために、自らも好きという感情に振り回されてしまう彼女を見ているととてもニヤニヤ出来ました。萌え。
6.5/10
平凡な高校生・唐崎省吾は、有翼の怪物『ハーピー』が、人々を“喰らう”現場に遭遇する。絶体絶命の省吾を救ったのは、『正義の味方』を自称する謎の美少女―入州帚だった。消えた人々は殺されたのではなく『情報』を喰われたのだと帚に教えられた省吾は、消されてしまった友人の『存在情報』を取り戻すため、囮として帚と行動を共にする。
闘いの日々にも失われない帚の笑顔―しかし省吾は、そこに隠された悲しい秘密を知ってしまう…。
“情報を喰らう怪物”ハーピーと、情報の『ささやき』を見ることの出来る少女の闘いに巻き込まれた少年の運命は。
人間の存在を消滅させる怪物・ハーピーと、それを追う正義の味方・入州帚が戦う非日常に巻き込まれてしまった少年が主人公。存在情報を消されると生きているのに他の物と触れ合えないって設定は幽霊のようなものでいいのかな。
情報を消されたら電話ボックスには触れないのに、どうして地面に立てているんだろうなぁ。とか。完全に消化されるまで情報の欠損がゼロというのは都合が良すぎるよなぁ。とか。タイムリミットが迫ってきているのに主人公が動揺している姿がほとんど見られないよなぁ。とか。ラストの大技を使うのなら最初に使っておけば良かったんじゃないかなぁ、いくらリスクがあるといっても正義の味方としてはそれはぬるい態度じゃないかなぁ。とかいろいろとツッコミどころがありました。
でもハーピーが可愛かったから全て許す。主人公のことが好きな人間の情報を取り込んでしまったがために、自らも好きという感情に振り回されてしまう彼女を見ているととてもニヤニヤ出来ました。萌え。
6.5/10