ISBN:4757729316 文庫 あきさか あさひ エンターブレイン 2006/08/30 ¥630
「世界は、あと四日で滅亡する―」計画都市・谷園で、いつものように教室に向かった高校生・芹沢和也は、「疎開」により、ついに唯一人になったクラスメイト、大舞都亜美から「世界を救う方法を一緒に探そう」と誘われる。荒廃した街ですることもなく、生きることに執着もない和也は、暇つぶしとして亜美に付き合うことにする…。喪われた日常が“繰り返される”世界で、生きる希望を探す少年と少女を描いた、えんため受賞作家、渾身の上下巻連続刊行。

終末物でループ物。世界の終末にループで立ち向かうシチュというか、ループ物自体私が好きなジャンルなのでおもしろく読めました。終末物を補強する登場人物の心理描写も上手くかけているように思います。
あとがきによると某ゲームそのままということで、私もあれに似てるよなぁと思ったタイトルが2,3個浮かびましたが、別物として読めました。

ちなみに一番驚いたのは、9月刊行の下巻のタイトルを見るに、今まで正ヒロインだと思っていたキャラが実は準ヒロインっぽいということでした。

7.5/10
 

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