薔薇のマリアVer1 つぼみのコロナ
2006年8月14日 読書
ISBN:4044710074 文庫 十文字 青 角川書店 2006/07/29 ¥580
個人的にスニーカー文庫で一番期待している異世界ファンタジー、「薔薇のマリア」シリーズの番外編。本編では脇役だったトラブルメーカーの魔術士コロナと、その仲間である苦労人レニィが出会ったときの話。
本編ではただ迷惑なキャラだったコロナを、「無自覚に他人に迷惑にかけてしまう悩み」をもつキャラとして深く掘り下げて書かれたので好感度が急上昇。本編主人公のマリアにせよ、このコロナにせよ、悩みながら成長していくキャラが私は大好きなようです。同時に、コロナに振り回されながらも愚痴はこぼしつつ見捨てず、最後には男前な態度をとってコロナの存在意義を示したレニィも大好き。コロナのドジっぷりは今後もなかなか治らないだろうけど、今までとは違う微笑ましい視点で見れそうです。
まったくもって文句なしな読後感を得ることができました。
9.5/10
個人的にスニーカー文庫で一番期待している異世界ファンタジー、「薔薇のマリア」シリーズの番外編。本編では脇役だったトラブルメーカーの魔術士コロナと、その仲間である苦労人レニィが出会ったときの話。
本編ではただ迷惑なキャラだったコロナを、「無自覚に他人に迷惑にかけてしまう悩み」をもつキャラとして深く掘り下げて書かれたので好感度が急上昇。本編主人公のマリアにせよ、このコロナにせよ、悩みながら成長していくキャラが私は大好きなようです。同時に、コロナに振り回されながらも愚痴はこぼしつつ見捨てず、最後には男前な態度をとってコロナの存在意義を示したレニィも大好き。コロナのドジっぷりは今後もなかなか治らないだろうけど、今までとは違う微笑ましい視点で見れそうです。
まったくもって文句なしな読後感を得ることができました。
9.5/10
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