紅―ギロチン

2006年8月4日 読書
ISBN:408630290X 文庫 片山 憲太郎 集英社 2006/07 ¥660

7歳の幼女に好かれながら、主人公・真九郎が揉め事処理屋として係わった事件を描いたロリコン小説2冊目。

とりあえず、幼女・紫と幼馴染・銀子の可愛さが格段に増したのに対して、真九郎のへたれっぷりが格段に増した。角を出してないときと出してるときの戦闘力の差はともかくとして、仲間が死んだからではなく、幼女の励ましによってパワーアップするその性格はどうなんだ。
それにしてもなんだろうこの後味の悪いおもしろさは。
この作者が愛着が出てきたキャラをさくっと殺せるということがわかったのでちょっと鬱になった。(褒め言葉)
あと真九郎が正義じゃない(=人殺しを許す)方向に行ったので、このまま狂った方向に堕ちていくのか、それともそれを紫が救う展開になるのか気になるところ。

8.5/10
 

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