ISBN:4150115648 文庫 ジョージ・R・R・マーティン 早川書房 2006/05 ¥735
舞台は季節が不規則にめぐる世界。統一国家“七王国”では、かつて絶対的支配を誇った古代王朝が駆逐されて以来、新王の不安定な統治のもと玉座を狙う貴族たちが蠢いている。北の地で静かに暮らすスターク家もまた、争いの渦を避けることはできなかった。父エダードが王の補佐役に任じられてから、6人の子供らまでが次第に覇権をめぐる陰謀に巻きこまれてゆく……怒涛の運命に翻弄される人人を描いた壮大な群像劇、開幕!

前から名前だけは知っているシリーズだったのですが、ハードカバーで上下巻で1冊3000円というのに躊躇していたところ、文庫落ちしたので読んでみました。
海外産のファンタジーだけあってライトノベルとは違い、人間くさいというかどこかに欠点のある登場人物がたくさんいます。それゆえに感情移入はしにくいですが、それを補って余りあるリアル感を醸し出しています。
この巻ではまだ話が始まったばかりなのでストーリー的にはなんとも言えませんが、これからおもしろくなる感はビシバシ伝わってきてます。

7.5/10
 

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索