スイートホームスイート2 ウィンナ・ワルツは憂鬱の調べ
2006年7月5日 読書
ごく普通の高校生だったのが、いきなりヨーロッパに連れて行かれて大貴族の遺産を引き継がされて、妖怪がたくさん住んでる一国の主になってしまいましたという設定の2冊目。
初めダンスとか社交界とかがメインになるのかと思ったけど、そうじゃなかったな。前巻と同じように領地を脅かす妖怪との戦いがメイン。しかし流血沙汰もある話なのに何故か和む。理由を考えてみるとたぶんちょこちょこ動きまくっているブラウニーのせいだ。奴らがかわいくてたまらない。
それにしても作者の人は読者、というか私が望む展開をよくわかってるなぁ。終盤は新キャラのリリアナがこうなったらいいのになと思ってたらその通りになった。幸せ。
でも最後は普通に驚いた。これ恋愛物になるのか。
7.5/10
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