ソラリスの陽のもとに
2006年6月23日 読書
ISBN:4150102376 文庫 スタニスワフ・レム 早川書房 1977/04 ¥840
生きている海という設定は良かったんだけど、書き方が悪いのか訳文が悪いのか(私の感性が悪いのか)いるはずのない者がいるという恐怖に実感が湧きませんでした。いつの間に恐怖から愛に変わったのかもよくわからなかったし。
ラストの展開も個人的には微妙だったし消化不良。
5/10
菫色の霧におおわれ、たゆたう惑星ソラリスの海。一見何の変哲もないこの海だったが、内部では数学的会話が交わされ、みずからの複雑な軌道を修正する能力さえ持つ高等生命だった! 人類とはあまりにも異質な知性。しかもこの海は、人類を嘲笑するように、つぎつぎ姿を変えては、新たな謎を提出してくる……思考する〈海〉と人類との奇妙な交渉を描き、宇宙における知性と認識の問題に肉薄する、東欧の巨匠の世界的傑作
生きている海という設定は良かったんだけど、書き方が悪いのか訳文が悪いのか(私の感性が悪いのか)いるはずのない者がいるという恐怖に実感が湧きませんでした。いつの間に恐怖から愛に変わったのかもよくわからなかったし。
ラストの展開も個人的には微妙だったし消化不良。
5/10
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