ISBN:4840233977 文庫 三上 延 メディアワークス 2006/04 ¥620
 繁栄を謳歌する人類文明の陰で、静かに歴史に埋もれていくはずだった闇の眷属――“獣”。だが何者かがもたらした“戦器”が、彼らの運命を変えた。本来の力と本能を取り戻し、再び人を狩る存在となったテリオンを前に、人類に為す術はなかった――。
 篠宮拓也は、兄妹同然に育った礼菜と共に私立東堂学園に通う平凡な高校生。だが転校生・久慈日向子に心惹かれたときから、彼の日常は崩壊してゆく。街に跳梁するテリオンの陰、そのテリオンを追っているという日向子――。そして失われていた幼い日の記憶を拓也と礼菜が取り戻した時、運命の輪は回り始める!
 アクション・ホラーシリーズ第1弾!

三上延というと幼馴染作家として一部の人達の間で有名な作家ですが、新刊にもやっぱり幼馴染が登場してきました。幼馴染(義妹)と準幼馴染(転校生)というダブルで。

幼馴染分を補給できたのは良かったのですが、話のほうはイマイチ乗り切れませんでした。主人公が合わないのか学園異能バトルが合わないのか。あるいはシャドウテイカーにおけるかなたタンのような存在がいないせいかなーと思ってみたり。

次巻は様子見で。

6/10
 

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索