ISBN:4757726619 文庫 高殿 円 エンターブレイン 2006/03/30 ¥630
――ヴィクトリア王朝時代の面影薫る英国領・インド。14歳だったわたしは、祖国イギリスを離れ、“国王の王冠にはめられた最大の宝石”と謳われた東洋の地で、一人の少女と出会う。オニキスの瞳に神秘的な雰囲気をあわせもつ彼女の名前はカーリー。彼女は、遠い異国の地で出会った、わたしの運命そのものだった――! 激動の時代に、イギリスとインドのはざまで揺れる運命の恋を描いた、高殿円のヴィクトリアン・ラブ・ストーリー、遂に開幕!

ちょ、百合かと思ってたら女装少年かよっ。絶望した!
 
 
 
それはともかく。
欲を言えばあともう一歩何かが足りなかったかな。その何かがわからないけど。
基本はインド(英国領)の女学校物で、高飛車なライバルとか真夜中のお茶会とかゆるーい雰囲気の序盤なんだけど、作者は高殿だし時代設定を第2次世界大戦前にしている時点でそうまったりと終わるわけないない。めぐる陰謀、広げられた大風呂敷。シャーロットとカーリーの運命がこれからどうなるか楽しみですな。

とりあえず俺はまだ彼女が女の子だって信じてるぜ。一人だけ早風呂とか胸がないとか、極め付けに男扱いされてたりとかすべて錯覚。ミスリードに決まってるっ。次巻では女と見せかけて実は男と思わせてやっぱり女だったという超展開が待っているに違いない!

7.5/10

ちなみに予告ムービー
http://takadono.parfe.jp/imgwork_eb/flash0603.html
音楽もマッチしてていいよ。っていうかこれ見たら本編読まなくても満足できるねっ。
 

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