ISBN:4086004356 文庫 毛利 志生子 集英社 2004/06 ¥540
サーオリで新入生の人がこれを言ってたような気がするから読んでみました。
ちなみに私は高校では地理選択者で世界史の勉強はほとんどしなかったので、そういや李世民とかいう名前の人物がいたっけ?というレベルの背景知識量。とはいえ読むのにそんなの要りませんでしたが。
おもしろさは感じられるんだけどなんか半波長ずれてる感じ。何がずれてるのかはよくわからない。もしかしたら少女小説を楽しむ下地が出来ていないのかも。
少年向けなら作者の人が主要読者層である男子中高生に特定の場面で特定の感情を想起させることを狙いとして書いた描写に対する心構えというかおもしろさを感じる準備が出来ているのに対して、少女小説の作者が女の子向けに書いた描写に対してはそういう準備が出来ていないんじゃないかな。という妄想。
とりあえず萌えてみればいいんじゃないかな。と思いましたが、作者が男性読者を狙った萌え描写を書いてくれてないので(当たり前だ)、脳内で補完。主人公の親友兼侍女がひどめな人生を送ってきたっぽいので、彼女に萌えてみようかな、というダメ思想。
あと登場人物紹介を読めばだいたいの配役が想像つくのは、いいことなのかわるいことなのかどちらでしょうね。
6.5/10
時は7世紀。唐の皇帝、李世民の姪でありながら、商人の娘として育てられた翠蘭は突然皇帝に呼び出され、こう言われる。「そなた、朕の娘となって吐蕃国に嫁がぬか?」辺境の地、吐蕃(現在のチベット)に政略結婚で嫁ぐことになった翠蘭は、自ら馬に跨がり旅路に出るが、待ち受けていたのは、思いもかけぬ事件と、胸を焦がすような出会いと…。歴史を駆け抜けたヒロインの、運命の物語。
サーオリで新入生の人がこれを言ってたような気がするから読んでみました。
ちなみに私は高校では地理選択者で世界史の勉強はほとんどしなかったので、そういや李世民とかいう名前の人物がいたっけ?というレベルの背景知識量。とはいえ読むのにそんなの要りませんでしたが。
おもしろさは感じられるんだけどなんか半波長ずれてる感じ。何がずれてるのかはよくわからない。もしかしたら少女小説を楽しむ下地が出来ていないのかも。
少年向けなら作者の人が主要読者層である男子中高生に特定の場面で特定の感情を想起させることを狙いとして書いた描写に対する心構えというかおもしろさを感じる準備が出来ているのに対して、少女小説の作者が女の子向けに書いた描写に対してはそういう準備が出来ていないんじゃないかな。という妄想。
とりあえず萌えてみればいいんじゃないかな。と思いましたが、作者が男性読者を狙った萌え描写を書いてくれてないので(当たり前だ)、脳内で補完。主人公の親友兼侍女がひどめな人生を送ってきたっぽいので、彼女に萌えてみようかな、というダメ思想。
あと登場人物紹介を読めばだいたいの配役が想像つくのは、いいことなのかわるいことなのかどちらでしょうね。
6.5/10
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