今月新しく読んだライトノベルは37冊(うち新刊は6冊)でした。
一日一冊を超えられました良かったですね。
4月は忙しくなるから減るとしても、20冊は超えたいなぁ。
 
 
・おもしろかったライトノベル(今月の新刊)

渡瀬草一郎「空ノ鐘の響く惑星で 10」(電撃文庫)3/11
竹宮ゆゆこ「とらドラ!」(電撃文庫) 3/10
上月司「カレとカノジョと召喚魔法 6」(電撃文庫)3/31
平坂読「ソラにウサギがのぼるころ」(MF文庫J)3/29

空鐘はいつも通りの安心の出来。
とらドラは前作であるわたしたちの田村くんよりインパクトは薄め(あるいは私が慣れた?)でしたが、それでも十分おもしろかったので次巻に期待。次は5月らしいです。
カレカノは良いハッピーエンドでしたが、私の中では最後まで何故かこの作品は地味だという印象がありました。おもしろいんですけどねぇ。
ソラウサは前作ホーンテッドよりはっちゃけてくれなくて少し残念。次に期待したいところ。
 
 
・おもしろかったライトノベル(既刊)

橋本紡「半分の月がのぼる空 5」(電撃文庫)3/13
渡瀬草一郎「空ノ鐘の響く惑星で 9」(電撃文庫)3/1
ヤマグチノボル「ゼロの使い魔 7」(MF文庫J)3/3
橋本紡「半分の月がのぼる空 4」(電撃文庫)3/11
支倉凍砂「狼と香辛料」(電撃文庫)3/2
片山憲太郎「電波的な彼女 〜幸福ゲーム〜」(スーパーダッシュ文庫)3/6
片山憲太郎「紅」(スーパーダッシュ文庫)3/7
三浦良「抗いし者たちの系譜 逆襲の魔王」(富士見ファンタジア文庫)3/7

半分の月は良いラストでした。録画したままのアニメを見るかどうか非常に悩みます……。
空鐘はあまりの幸せ描写に思わず10点をつけてしまいました。
ゼロは終盤の熱い展開に心が震えました。もちろんツンデレも良かったよッ。
狼と香辛料、そして逆襲の魔王はそれぞれ今年の新人作品の中でベスト3に入ると思うほどのヒット。逆まお(微妙な略し方だな)は5月に、狼は6月に2巻が発売予定。
電波的な彼女と紅の片山憲太郎はコンスタントにいい作品を書いてくれるのでうれしい限り。次は4月に紅の2巻……だったのですが、残念ながら延期されたっぽいです。
 
 
・おすすめのライトノベル

支倉凍砂「狼と香辛料」(電撃文庫)
万人向けケモノ耳萌えしっぽ萌え小説。と書くと胡散臭いですが、中世ヨーロッパ風の世界観と初等経済学を下地にした真っ当なファンタジーです。
行商人のロレンスはふとしたことで出会った狼女神のホロと旅をすることになる。そのうちに銀貨の取引をめぐる儲け話に巻き込まれて――というのが基本的なストーリー。経済をテーマにしているライトノベルは今まであまりなかったので、そういう意味では新鮮に感じられると思います。
剣も魔法もほとんど出てこないので、バトルが苦手という人も安心。キレやすい主人公ではないので、本を壁に投げつけたくなるということはたぶんないです。
ここまで書きましたがやっぱりケモノ耳としっぽ萌え。
東大助教授も絶賛してますよ。
ttp://shamrock.nobody.jp/#20060314b
 
 
・来月買うかもしれないライトノベル

03/31 コバルト文庫
「マリア様がみてる くもりガラスの向こう側」今野緒雪
そういやまだ未来の白地図読んでないや。

04/01 角川スニーカー文庫
「薔薇のマリア V.SEASIDE BLOODEDGE」十文字青
今回はどんなキ○ガイが出てくるのか楽しみ。期待。

「レディ・ガンナーと二人の皇子 (下)」茅田砂胡
出ないと思っていたのに出た。とりあえず積んでる上巻から崩します。

04/01 角川ビーンズ文庫
「エクリトワールの蝶」生田美話
少女系はおもしろいかどうかの直感があまり働かないので、記憶の片隅にメモしておく程度で。

04/08 富士見ミステリー文庫
「エクスプローラー2 憂感少女」北山大詩
新人の人の2作目。ちょっと期待。

04/10 電撃文庫
「天使のレシピ」 御伽枕
第12回電撃小説大賞<選考委員奨励賞>受賞、らしい。しかしあらすじからおもしろさが感じられないのはどうしたものか。

「断章のグリム I 灰かぶり」甲田学人
たぶん普通におもしろいと思う。

「天空のアルカミレス」三上延
今回も幼馴染ですよきっと。

「トリックスターズD」久住四季
ミステリに期待するべきかしないべきか。

04/20 富士見ファンタジア文庫
「伝説の勇者の伝説10 孤軍奮闘の王様」鏡貴也
読書に疲れたら息抜きで読もう。

04/25 スーパーダッシュ文庫
「戦う司書と黒蟻の迷宮」山形石雄
たぶん普通におもしろいと思う。
 
 
・今月の読書について

先月末からおもしろいんじゃないかと思いつつ積んでいた作品を崩すことに重点を置いたせいで良い作品をたくさん読むことができました。えがったえがった。
というか10点をつけた作品が三つも。以前の日記で10点(=これを読むために私は生まれてきた)がつくのは年に二、三度だけと書いた記憶がありますが、今月だけでもう消化してしまいました。そういうわけで、もちろん撤回します。10点が出る頻度はもっと高いです、たぶん。今のところ、最終章が完結するまで大切に温存している流血女神伝、今年中には新刊が出るんじゃないかと妄想してるウィザーズ・ブレイン、話が終盤に入りつつある空ノ鐘の響く惑星でなどが10点の有力候補。なんにせよおもしろい本が多いのはいいことです。

最近、というか結構前から読書感想がおざなり。
自分で読み返す分にはあれでいいんですが、他の人もおもしろく読めるレベルには遥かに遠い。おもしろく書こうという気がないわけではないんですが、ネタバレとかに配慮しながらだと難しく感じます。手っ取り早い方法として電波を増量するというのがありますが恥ずかしいですしね、生きるのが。なによりもめんどくさいし、疲れる。(ダメ人間)うーん。テンプレとか作ってみようかなぁ。
 

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索