ISBN:4840233039 文庫 杉井 光 メディアワークス 2006/02 ¥620
平安日本で妖怪退治物は個人的にあまり好きじゃない。
素敵に鬱。
主人公っぽい巫女はどうでもよくて、生贄にされた巫女とか触手になった巫女とかの心理描写に重点を置いて書いてくれたらもっとおもしろく読めたかもしれない。
全体的に日常編はよかったが、戦闘描写は読みにくかった。
あまり巫女萌えしなかった。
5.5/10
その国は化生と呼ばれる異形の怪物たちに脅かされ、人は化生を討つ弓・火渡を授かるただ一人の“火目”の存在により彼らに対抗していた。
火目候補“御明かし”たちが集う宮中の火垂苑。化生に村を焼かれた伊月、どこか謎めいた盲目の佳乃、無邪気で才能あふれる常和。三人は時に諍い、時に助け合いながら火目を目指す。火垂苑からの脱走、化生との遭遇と戦い――。様々な出来事を通じ三人は絆を深めていく。
折しも世には化生が跋扈し当代の火目の衰えが囁かれる。時を同じくして、伊月は自分たち御明かしと化生との奇妙な共通点を見出すが――。
第12回電撃小説大賞〈銀賞〉受賞作登場!
平安日本で妖怪退治物は個人的にあまり好きじゃない。
素敵に鬱。
主人公っぽい巫女はどうでもよくて、生贄にされた巫女とか触手になった巫女とかの心理描写に重点を置いて書いてくれたらもっとおもしろく読めたかもしれない。
全体的に日常編はよかったが、戦闘描写は読みにくかった。
あまり巫女萌えしなかった。
5.5/10
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