ISBN:4797334436 文庫 榊 一郎 ソフトバンク クリエイティブ 2006/01/14 ¥620
 精霊が力を持つ世界があった。
 彼らは神曲楽士の奏でる楽曲を糧とし、さまざまな力を発揮する。そんな精霊たちと契約し、彼らを操ることのできる者は『神曲楽士(ダンティスト)』と呼ばれていた。
 新米神曲楽士のタタラ・フォロンは、キュートで最強の精霊コーティカルテと契約をしてはいるものの、安定した神曲が扱えず未だに見習い楽士。そんな彼に、精霊の放つ力“精霊雷”を集める初仕事が舞い込んだ。張り切るフォロンに、普段は何かとうるさいコーティカルテも、この時ばかりはなにも言わず素直に協力してくれたのだが……。
 榊一郎の奏でる異世界ファンタジー、いまここに開演。

絵師がエロゲの原画を描いているためかギャルゲーの印象を受けました。
音楽で精霊を使役するという設定ですが、音楽にする必要があまり感じられなくて残念。これならべつに魔法で操っているとしてもいいような気がします。こちらの演奏で相手の演奏の邪魔をする展開とかがもっとあってもよかったのに。
終盤は話を詰め込みすぎだと思いました。
主人公は甘ちゃんだったので好きに慣れませんでした。ピンチになったのもこいつも甘ちゃんさが遠因だし、なによりもこいつはこれからも甘ちゃんプレイを続けていく気がするのがすごい悪印象。
あとヒロインは変身して大人体型にならなくてもいいと思うのですよ。ロリっ子のままがいいと思うのですよ。

4.5/10
 

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