ISBN:4840229368 文庫 橋本 紡 メディアワークス 2005/02 ¥599

半分の月がのぼる空は難病少女物。あるいは恋愛物。
魔法やら奇跡やらの無粋なものは使わない、読ませる作品です。

この巻では手術も終わり、結末までの道筋がだいたい示されたというところ。
合間合間(というかむしろメイン)に担当医の過去話が出てきましたが、あんな書き方をされると奴がいい奴に思えてしまうじゃないか。2巻ではとてもむかつく奴だったのに。
あと主人公が屋上からヒロインの病室に行くために登山用ロープでアクションしていたシーンが、何をしていたか頭の中でいまいち想像できませんでした。

9.5/10
 

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