ISBN:4840233004 文庫 小河 正岳 メディアワークス 2006/02 ¥536
バンシーやデュラハン、サキュバスやガーゴイルなど、ヨーロッパの民謡に登場する不思議生物をライトノベル風にキャラ立てして、ほのぼのベースにギャグやシリアスで味付けしてみましたという感じ。萌え重視ではないし、かといってストーリー重視とも違う気がするし、雰囲気を楽しむ作品?
おもしろいっちゃおもしろいけど、大賞を取るほどすげえぇぇーーー!って印象がない。しかしよく考えてみれば近年の大賞作品もそんな感じが多いし、無難な作品だからこそ選ばれたのだろうか。
7/10
むかしむかしといってもそれほど昔ではない、科学が迷信を駆逐しつつあった19世紀中頃。かつては人々に恐れられた闇の眷属も、今ではわずかとなった聖域にこもり、ひっそりと暮らしていました。
東欧の片田舎にあるお城もそんな聖域のひとつ。そこの住人たちは、実は人間ではありません。見た目は可愛らしい女の子アリアも実はバンシーという妖精。彼女は気のいい同僚たちと慎ましくも平穏な生活を送っていたのです。
そんな時、アリアはご主人様から大事な役目を与えられました、それは……。
とっても長く大騒ぎのお留守番、はじまりはじまり〜。
第12回電撃小説大賞受賞作。
バンシーやデュラハン、サキュバスやガーゴイルなど、ヨーロッパの民謡に登場する不思議生物をライトノベル風にキャラ立てして、ほのぼのベースにギャグやシリアスで味付けしてみましたという感じ。萌え重視ではないし、かといってストーリー重視とも違う気がするし、雰囲気を楽しむ作品?
おもしろいっちゃおもしろいけど、大賞を取るほどすげえぇぇーーー!って印象がない。しかしよく考えてみれば近年の大賞作品もそんな感じが多いし、無難な作品だからこそ選ばれたのだろうか。
7/10
コメント