ISBN:4840233020 文庫 支倉 凍砂 メディアワークス 2006/02 ¥620
ケモノ耳ですよケモノ耳! もちろんしっぽも完備!
耳がひくひくとかしっぽがわさわさとか、あぁもう!
と、そんな感じの話でした。主観で。
中世ヨーロッパ風の世界観で、ラノベには珍しく、剣と魔法ではなく商売や経済をネタにした話でした。新人だからか文章に多少硬い点が見受けられましたが、ストーリーそのものには満足。古風な口調で話す狼娘も魅力的。
次回作にも期待できそうです。
9/10
行商人ロレンスは、麦の束に埋もれ馬車の荷台で眠る少女を見つける。少女は狼の耳と尻尾を有した美しい娘で、自らを豊作を司る神ホロと名乗った。
「わっちは神と呼ばれていたがよ。わっちゃあホロ以外の何者でもない」
老獪な話術を巧みに操るホロに翻弄されるロレンス。しかし彼女が本当に豊穣の狼神なのか半信半疑ながらも、ホロと共に旅をすることを了承した。
そんな二人旅に思いがけない儲け話が舞い込んでくる。近い将来、ある銀貨が値上がりするという噂。疑いながらもロレンスはその儲け話に乗るのだが――。
第12回電撃小説大賞“銀賞”受賞作!
ケモノ耳ですよケモノ耳! もちろんしっぽも完備!
耳がひくひくとかしっぽがわさわさとか、あぁもう!
と、そんな感じの話でした。主観で。
中世ヨーロッパ風の世界観で、ラノベには珍しく、剣と魔法ではなく商売や経済をネタにした話でした。新人だからか文章に多少硬い点が見受けられましたが、ストーリーそのものには満足。古風な口調で話す狼娘も魅力的。
次回作にも期待できそうです。
9/10
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