ISBN:4257770627 文庫 小川 一水 朝日ソノラマ 2005/09 ¥580

友人にタイトルと見せたらミステリー物と勘違いされました。
確かに鉄道物といったらミステリーといった印象もありますが、残念ながらこれは装甲列車でドンパチやる話です。
この巻では前巻で帰るところを失くした人達が、諦めずに新天地を目指そうといった話で、それなりにおもしろかったんですが、期待してたほどのワクワク感が感じられない……。
何故かと理由を考えてみると、ひとつは敵の弱さのせいでしょうか。いや実際は結構強いんですが、「なんで圧倒的有利な状況なのに逃げたり負けたりするんだ!? もっと粘れよ!」というツッコミが心の中で生まれたせいだと思います。まあ物語の展開的には仕方ないことなのでしょうが。
7/10

ついでなので私が読んだことがある小川一水作品をおもしろかった順に並べてみました。

復活の地≧第六大陸=導きの星>老ヴォールの惑星≧群青神殿=
強救戦艦メディーシン≧疾走! 1000マイル急行=ハイウイング・ストロール≧
回転翼の天使>こちら郵政省特配課>ここほれONE−ONE!

基本的にソノラマよりハヤカワの方が評価が高いんですが、何か関係あるんでしょうかね?

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